以前にお話した筋収縮がどのように体を動かしていくか説明していきたいと思います。
前のブログでは、ミオシンがアクチンを中央に引っ張り、筋を収縮するというお話をさせていただきましたが、じゃあこれがどう体の動きに繋がっているか?ということですが、私たちの骨に筋肉がついており、その筋が収縮することにより骨を動かす、つまり体を動かしているということです。

すごい簡易な絵ですが、縦線は上腕骨(力こぶ、二の腕のある骨)、横線は橈骨・尺骨(肘から下)と思っていただければと思います。*線五本は指ということで。筋繊維は上腕二頭筋(力こぶの筋肉)を例にしてますが、上腕骨と橈骨、尺骨に引っ付いており、ミオシン・アクチン繊維の収縮により→のように筋繊維を引っ張り、橈骨・尺骨を動かしています。これが全ての体(骨)で起こっており、身体を動かしているということです。
この筋肉が骨に付着しているところを起始・停止と言います。そして停止の部分が起始に近く(筋肉が収縮する)なることによって、骨を動かす=身体を動かしているということです。ふと昔読んでいた本や勉強した本などを見ていたら、12,3年ぐらい前に書いたものが出てきて、懐かしいなーという気持ちと下手すぎやなーという感じがしますが、載せてみます!


ちょっと見にくいかもですが、上腕骨と尺骨を書いています。起始とか停止とか色々書いてますが、こんな感じで骨にも色々名称があり、それぞれの筋肉の停止が起始に近づくように筋を収縮させて身体を動かしています!
まとめ:起始・停止=停止部が起始部に近く(筋肉が収縮)なることにより骨(体)を動かしている。