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トレーニング理論 基礎

エネルギー供給機構 ④

前回までに、3つのエネルギー供給機構についてお話ししました。今回は運動の強度や持続時間に対してこの3つのエネルギー供給能力が異なるため、そのことについて説明していきたいと思います。

まず、前回までのおさらいで3つのエネルギー供給機構は

  1. ATP-PC系(ホスファゲン機構)
  2. 解糖系
  3. 酸化機構

この3つがあります。

そして、エネルギーの産生速度は1→2→3の順番で早く供給されます。

また、エネルギーの産生量は3→2→1の順番で多く産生されます。

今回は、運動の持続時間が主要なエネルギー機構に与える影響について説明していきたいと思います。

上記、図のように運動の持続時間と運動強度によって、主要なエネルギー供給機構が異なってきます。

0-6秒の運動ではホスファゲン機構、30秒-2分では解糖系、3分以上では酸化機構を主要なエネルギー供給機構として使っています。

また、6-30秒ではホスファゲン機構と解糖系2-3分では解糖系と酸化機構の両方を使いエネルギーが供給されています。

レジスタンストレーニングの運動の持続時間を考えてもらうと、1セットの運動時間は大体の人は1分かからないと思うので、レジスタンストレーニングではホスファゲン機構と解糖系のエネルギー供給機構を使っているという事になります。

つまり、レジスタンストレーニングでは脂肪酸からのエネルギー供給機構(酸化機構)を使わないため、脂肪を減らす効果はないという事になります。

ただ、筋肉量が増え基礎代謝が上がると普段使うエネルギー量はより多くなるため、減量には繋がってきます。

これは余談ですが、普段日常生活では酸化機構のエネルギー供給機構が使われていて、脂肪酸が使われています!!

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